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耳がよく聞こえる!ようになる本~自分で聴力を回復する正しい方法

2023-08-15
難聴を放置すると認知症になる可能性が高いことが様々な調査・研究から明らかになっています。なぜ難聴が認知症につながってしまうのでしょうか。様々な要因がある中で、①新しい言葉や世の中の動きをキャッチする「耳学問」が難聴の進行とともに難しくなること。②会話が聞き取りにくくなってくると、相手の微妙な気持ちを汲み取ることも難しくなり、生返事や的外れな発言が増え、誤解や気持ちのすれ違いも生じやすくなること。③難聴が進んで脳への刺激が減ると、情緒面にも少なからず影響が出てきます。大きく3つに分けて伝えさせていただきました。
難聴のタイプには伝音難聴、感音難聴、混合難聴の3つに分けられます。難聴は治る可能性があり、治る可能性が高いと言われているのは耳の外側に関連がある伝音難聴です。一方、治りにくいのは耳の内側に関連がある感音難聴と言われています。
難聴を直すためには「放置しない」「耳を鍛える」ことが大切です。
最初に耳鳴りから始まる場合も多く、その背景には動脈硬化や脳のエラーが隠れている場合もあります。耳鳴りや急激な聴力低下を感じたら、すぐに受診するように心掛けましょう。
耳を鍛える方法は「耳に良い室内環境を整える」、「不規則にゆらぐ自然の音(風の音、川のせせらぎ等)を聞こう」、「耳に良いノイズを聞き流そう(小さな音量で、聞き流すが大切)」、「音楽はノリノリで踊りながら聞こう」「耳ひっぱりで聴力を即効回復(耳の上の方を指でつまみ、耳の穴ごと持ち上げるつもりで、上に向かってグーっと引っ張ってみましょう)」等が挙げられます。
耳に良い睡眠テクニックがあります。①就寝前までに血圧と体温を下げる。②夜寝る前はスマホやPCを使用しない。③できるだけ暗く静かな環境をつくる。④睡眠時間は7.5時間がベスト。⑤朝の光を浴びる。の5つが耳に良い睡眠ポイントです。ぜひ実践してみましょう。

介護倒産

2023-01-14
介護倒産はコロナ禍でもたくさんありましたが、今はそれよりも増えています。理由は物価高が影響しています。
介護施設は介護保険から収入をほぼ得ています。しかし、介護保険の改定は3年に一度のため、支出が増えても収入を増やすことは難しいためです。
それにもかかわらず企業の努力で賃上げを進めてほしいという政府の考えには疑念を抱きます。
※賃上げは中小企業ではなく、正式には大企業向けの発信ではありますが・・・・

歩行時の正しい声掛け

2022-07-13
歩くときにみなさんはどこを見て歩いていますか?
下ですか?上ですか?まっすぐですか?
平らなところを歩くときは顔を上げて歩くことが正解です。
段差や階段、障がい物がある場所では下を見ながら歩く必要があります。
しかし、普段歩くときは顔を上げて歩く必要があります。下を向いてしまうと重心は前方に傾き、前のめりの姿勢になってしまったり、足が上がりにくくなったりするため、転倒するリスクが高まります。
正しい声掛けは「顔をあげて歩きましょう」です。

うつぶせ療法

2022-05-31
今回はストレッチよりはるかに簡単なのに、驚く効果のある奇跡の「うつぶせ」療法を紹介します。たった1分間の「うつぶせ」を習慣にするだけで、猫背、腰痛、肩こり、首の痛み、不眠、疲労、冷えといった体の不調が改善し、高齢者には寝たきり予防、誤嚥予防の効果もあります。「うつぶせになるだけで、本当にそんなに効果があるの?」と思うでしょうが、どうしてそんなに効果があるのかその理由を紹介していきます。現代の生活は、どうしても前傾姿勢になることが多くなっています。パソコンやスマホの操作、長時間のデスクワーク、電車や車等による足腰を使わない移動等がその例と言えます。前傾姿勢が長時間続くと、骨や内臓の配列が変わっていきます。体に起こる多くの不調は、実は姿勢の悪さから来ています。ということは、姿勢をよくすることで、その不調を改善することができるはずです。うつぶせになると、重力を利用して体をまっすぐに伸ばすことができます。また、背中側の肋骨が体重による圧から解放されるため、ごく簡潔に言うと、肋骨、背骨、その周辺の筋肉の緊張がゆるんで伸びやすくなり、猫背の予防や姿勢改善につながります。現代人は年齢を問わず、呼吸の浅い人が多くなっています。これは姿勢の悪化等によって、肋骨や胸が広がらない呼吸になっているためです。うつぶせになることで肋骨が広がりやすくなって、呼吸がしやすくなります。100歳まで自分で歩ける体にするために今から始めていきましょう。

フレイル

2022-04-30
コロナ禍で外出する機会が減り、フレイル(加齢により心身が老い衰えた状態)やプレフレイル(フレイルの前段階)、認知症になる可能性が高まっています。その結果を受けて、外出(移動)が高齢者にもたらす効果についての研究が発表されました。歩行時間が一日1時間以上だと、死亡率低下だけでなく、認知症予防につながることも明らかになっています。他者との交流や社会参加を積極的に行うことは死亡率低下、フレイルやプレフレイル予防、認知症予防につながることがわかっており、高齢者にとって、交流や社会参加の機会を提供する「外出(移動)」の環境を確保することが重要だと言えます。
新型コロナウイルス感染症は地方では第7波に突入しており、いつ終わるのかわからない日々が続いている中で、外出(移動)の環境を確保するためにできることを考えていきましょう。完璧な感染予防対策はありませんが、ワクチン3回目の接種を終えていること、外出する前日にPCR検査や抗原検査で陰性が出た場合、マスクなしでの会話や食事する機会をつくらない等、「うつさない」、「うつされない」ために感染リスクを下げる方法はたくさんあります。これまでやってきた感染対策を継続していただき、自己判断せずにお店や会社のルールを守っていただき、外出(移動)の機会を確保していきましょう。転倒しない歩き方は前回お伝えしましたが、再度お伝えさせていただきます。①歩幅を広げてゆっくり歩く。②前屈みにならないように注意する。③背筋を伸ばし、遠くを見て歩くように心掛ける。④膝を普段より1~2㎝くらい上げて歩き、足裏全体で受け身をとって着地することを意識して歩いていきましょう。余談になりますが、杖の持ち方を間違えている方が多くいますので、下記の写真を確認いただき、正しい杖の持ち方を知り、意識して持つようにしていきましょう。

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